斎藤は１回無失点「不安なマウンドだった」

レンジャーズ戦の７回に登板し、１回を無安打無失点のレッドソックス・斎藤

　米大リーグ、レッドソックスの斎藤隆投手は２０日、アーリントンでのレンジャーズ戦に２―６の７回から３番手で登板し、１回を無安打１三振１四球で無失点だった。勝敗は付かず、チームは３―６で負けた。

　斎藤は後半戦最初の登板を１回無失点。経験豊富な３９歳といえども９日ぶりの登板には「かなり自分では不安なマウンドだった」と苦笑した。
　それでも本来の勢いのある投球は健在。１本塁打を含む３安打していたヤングを外いっぱいの速球で見逃し三振。昨季打点王のハミルトンは変化球で遊ゴロに仕留めた。微妙な制球に課題を挙げたものの「後半戦が始まったという気持ちにようやくなれた」と穏やかに話した。（共同）