出たブランコ弾!中日大逆転で7連勝

[ 2009年7月21日 21:27 ]

6回、中日無死、ブランコが中越えに同点ソロを放つ

 【中日7―4広島】中日が逆転で今季2度目の7連勝。4点を追う6回無死一、三塁から森野、ブランコの連続本塁打で同点。さらに2死一、二塁として代打立浪の二塁打で2点を勝ち越し、7回にも加点した。広島は斉藤が6回に崩れ、3連敗で借金10。

 ≪「負ける気がしない」中日≫今の中日を表現するには「負ける気がしない」という言葉がしっくりくる。連勝は7に伸び、両リーグを通じて50勝一番乗りを果たした。
 4点を先取された直後の6回、それまで3安打に抑えられていたのがうそのように攻撃が機能した。先頭の井端から2連打で一、三塁とし、「点が入れば、相手も嫌な感じになると思った」という森野が右中間へ13号3ランを放って広島の斉藤をノックアウト。代わった牧野にブランコが中越えソロを浴びせてあっという間に追いつくと、勢いづいた打線はもう止まらなかった。
 四球、送りバント、二直で2死二塁。谷繁が敬遠気味に歩かされると、打席には代打立浪が入った。「とにかく集中して、好球必打でいった」。3番手青木勇のシュートをはじき返した打球は深々と右中間を破り、決定的な2点が入った。
 これで通算安打数を2470とし、歴代7位の長嶋茂雄にあと1本と迫った立浪は「一挙に追い付いて、いい勢いに乗せてもらった」と振り返る。先制されたのは9試合ぶりだったが、チームにはそれを簡単にはね返してしまうだけの迫力があった。

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2009年7月21日のニュース