オレ竜6連勝!2・5差巨人を射程圏に

[ 2009年7月21日 06:00 ]

<中・広>8回、暴投で勝ち越しのホームを踏んだ森野将彦(右から2人目)を迎える中日ナイン

 【中日4-3広島】オレ竜が6連勝で、ついに巨人を射程圏にとらえた。「よく追い付いた?誰が見てもそうだろう」と落合監督もうなずいた。8回に1点を勝ち越された直後の攻撃。先頭の井端が右前打で出ると、続く荒木の打席でランエンドヒットを仕掛ける。ここで荒木がきっちり転がす一ゴロを打ち、井端は二進。その後、2死一、三塁となり、和田の同点中前適時打と暴投で決勝点を奪った。

 中日が放った安打は、相手の半分に満たない5本。それでも進塁打などで確実に走者を進め、相手投手にプレッシャーをかけるいやらしい野球で逆転した。石嶺打撃コーチも荒木の渋い働きを「最低限じゃなくて、最高の仕事だよ」と褒めた。
 これで広島戦は9連勝。スコアを見れば辛勝だが、一枚上の野球を見せつけた。首位に2・5ゲーム差。同点打の和田は「全員で良い流れができている」と28日からの後半戦開幕カード・巨人戦を見据えた。

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2009年7月21日のニュース