長崎県知事、清峰ナインに感謝「一生の思い出」

[ 2009年4月7日 17:42 ]

 選抜高校野球大会で、長崎県勢として甲子園初制覇を遂げた県立清峰高校の吉田洸二監督(39)と選手らが7日、同県庁で金子原二郎知事らに優勝を報告し、知事は「感動している。一生の思い出をありがとう」と感謝の言葉を贈った。

 庁舎の玄関前に設けられた報告会の会場には約300人が集まり、選手らを大きな拍手で迎えた。吉田監督は「試合中は卒業生の顔が浮かび、県民が手に汗を握って応援してくださっているのが伝わった」とあいさつ。主将の屋久貴博選手(17)は「夏に向けて頑張ります」と決意を示した。
 今村猛投手(17)は報告会終了後、報道陣に「今でも実感がわかないんですけど」とはにかみながらも「一から練習して、また甲子園に出たい」と力を込めた。
 報告を聴いていた私立青雲中1年の高木奈々さん(12)は「たくましい姿に感動しました」とうれしそうに話した。

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2009年4月7日のニュース