日本人3人目の開幕投手 黒田“快幕1勝”

[ 2009年4月7日 10:15 ]

パドレス戦の3回、打者を一ゴロに打ち取り、一塁カバーに走るドジャース・黒田

重圧に負けず、サイ・ヤング賞投手にも勝った!

 米大リーグ、ドジャース入団2年目の黒田博樹投手は6日、カリフォルニア州サンディエゴでパドレス戦に先発、5回2/3を投げて4安打1失点、チームは4―1で勝ち、黒田が勝利投手になった。
 日本人選手が開幕投手を務めたのは、野茂英雄氏(ドジャースなど=引退)、松坂大輔投手(レッドソックス)に続く3人目で、2003年の野茂氏以来となる勝利投手になった。
 1回に1点を失った黒田は、3―1とリードしている6回2死満塁の場面で降板したが、救援投手が抑えた。

 ▼黒田の話 開幕投手は意識していた。その中で勝てたのは昨年以上に充実感がある。メジャーを代表するピービと投げ合って、チームに勝利をもたらせて満足している。日本での最初の開幕とは全然違った。思ったよりもリラックスできた。昨年は無我夢中でやっていた。開幕のマウンドは誰もが立てるものではない。特別な思いはある。

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2009年4月7日のニュース