巨人が今季初勝利!高橋尚が流れ引き寄せる

[ 2009年4月7日 23:05 ]

【巨人5-1横浜】巨人が今季初勝利。4回、ラミレスの適時二塁打で先制し、5回は高橋尚のバント安打から寺原を攻略し、5安打を集めて4点。高橋尚は球を低めに集め6回1失点で1勝目。最後はクルーンが締めた。

 快勝にはほど遠いが、巨人が開幕4戦目でようやく初白星を手にした。原監督は「今日は主導権を握った試合だったから」と淡々と受け止めた。
 最初はもたついた。2回の無死二塁は無得点。四回には1点を先制したが、その後の好機で追加点が奪えなかった。
 流れを引き寄せたのは、ベテランの高橋尚だった。四回無死一、三塁のピンチを0点でしのいだ直後、先頭打者で登場の五回にバント安打を決める。ここから安打と四球で無死満塁とし、小笠原とラミレスの連続適時打などで4点を加えたことで、勝利への道が開けた。指揮官は「(高橋)尚成のバントは大きかった。勝負には流れがある。それを大切にしないといけないと、あらためて思った」と振り返った。
 手放しで喜んではいられない。看板の打線は、李スンヨプがこの日も2三振と調子が上がらず、途中交代。亀井と鈴木の1、2番コンビも、まだ期待に十分応えていない。原監督は「今年は新しくチームをつくっていくところから入っている。まだ、いろいろ考えながらやっていく」と話す。打線の再構築も含め、しばらくは手探りの戦いが続きそうだ。

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2009年4月7日のニュース