松井秀、開幕戦で“長嶋越え”追撃の1号弾

[ 2009年4月7日 08:14 ]

対オリオールズの今季開幕戦で、7回に2点本塁打を放つヤンキース・松井秀喜外野手

松井秀 通算444号! 長嶋氏に並ぶ

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 ヤンキースの松井秀喜外野手は6日、ボルティモアでのオリオールズとの開幕戦の7回、右中間へ1号2点本塁打を放った。
 「4番・DH」で出場した松井秀は3打席凡退していたが、3点を追う7回無死一塁で、オ軍の2番手レイの初球を見事にとらえた。この本塁打で松井秀は日米通算445号となり、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の持つ444号を抜いた。
 これで1点差に迫ったヤンキースだが、8回に中継陣が炎上。4点を奪われ、5―10で09年の初戦を落とした。
 松井秀は二ゴロ、中飛、三邪飛、右越え本塁打、三振で5打数1安打2打点に終わった。

 ▼松井秀喜外野手の話 初球の真ん中の甘い球をいい形で打てた。いい場面で打てた本塁打。完ぺきだった。次につながっていけばいい。(指名打者でも)グラウンドと同じ空気を感じながら準備しようと思っている。(445号は)もちろん通過点。まだまだ打てたらいい。(4番は)勝っていれば多少違うが、負けたので個人的にどうというのはない。

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2009年4月7日のニュース