盛り上がるＷソックス「大統領に恥かかすな」

　米大リーグで、イリノイ州シカゴを本拠とするホワイトソックスは、オバマ大統領就任後の初のシーズンを迎え盛り上がっている。６日のＵＳＡトゥデー紙（電子版）が伝えた。

　同州議会上院議員を務めるなどイリノイ州が地盤のオバマ大統領は、ア・リーグ優勝決定戦の始球式でホワイトソックスの帽子をかぶる姿が報道されるなど、ファンとして知られている。今季開幕戦の始球式の“登板”も打診されていた。
　チームの帽子の売り上げは昨年比２５％増で、球団は各国指導者に「オバマ大統領歓迎対策」として帽子を贈ったという。
　球団のウィリアムズＧＭは「われわれの帽子をかぶっていることで、恥ずかしい思いをさせるわけにはいかない」などと述べている。（共同）