児玉4打点!“13人”龍谷大平安が8強

[ 2008年7月17日 09:56 ]

 【龍谷大平安10―6西城陽】“13人”の龍谷大平安が8強進出を決めた。6月に部員の不祥事が発覚し、ベンチ入りは3年生14人のみ。さらに初戦で4番・小林が右手の平を負傷。大会中の復帰は絶望的となった。その逆境を救ったのが、代わりに4番を務めた児玉だ。4回1死一、三塁で打席に立つと、西城陽・上原の初球をとらえ、左翼席へ2戦連発となる3ランを放った。

 「前の打席でバントを失敗して、監督に『お前は小林の代わりで4番にしてるだけ』と言われて悔しかった」。3安打4打点と発奮した児玉は、決して“代役”ではないことを証明した。
 原田監督が「甲子園で小林を復帰させてやろう」と話すように、チームには新たな目標が芽生えている。センバツ8強だけでは満足しない。龍谷大平安は、どん欲に春夏連続出場を狙っている。

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2008年7月17日のニュース