四球、悪送球…久保田ドタバタ独り相撲

[ 2008年7月17日 22:34 ]

9回に失策などで3点を奪われ、うつむく阪神2番手・久保田

 【神0―3ヤ】8回まで両チームとも三塁を踏めない投手戦。先に音を上げたのは阪神だった。

 9回のマウンドには2イニング目の久保田。先頭福地を四球で歩かせ、宮本が送って1死二塁。青木、畠山と連続四球を与えピンチを広げた。
 田中への2球目だった。スクイズバントをフォークボールでかわしたまでは良かったが、矢野がボールを前にこぼす間に福地が本盗。さらに田中の打球を好捕したのに本塁へ悪送球し、独り相撲を演じた。岡田監督は「打たれたのは一切言わんけど、四球がな」。足を絡めてくる相手の攻撃は分かっている。無駄な四球を悔やんだ。
 これで3試合連続で適時打から見放され、新井も故障で先発を外れている状況は苦しい。北京五輪で3人がチームを離れる前に、阪神が正念場を迎えている。

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2008年7月17日のニュース