ボンズ 最低年俸でも現役続行希望

[ 2008年7月17日 06:00 ]

 ボンズはメジャー復帰への意欲を失っておらず、現在もロサンゼルスでトレーニングを続けている。代理人のボリス氏は「投手の生きた球を打つ機会はないが、体は出来上がっている。10日から2週間あれば準備できる」と語る。同氏はボンズについての問い合わせが30球団から1本もないことに、各球団が結託して獲得を控えている可能性を指摘。さらに最低年俸の39万ドル(約4060万円)でも現役続行をボンズ本人が希望していることを明かし、売り込みに必死で「ボンズの野球への情熱はグラウンドで発揮されるべきだ」と訴えている。

 昨季は28本塁打で出塁率・480。昨年9月26日を最後にメジャーでプレーしていない実戦感覚が元に戻れば松井の穴を埋める実力はある。ただ、問題は偽証罪に問われている裁判が来年3月に控えていること。米メディアは獲得の壁になる可能性を指摘している。

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2008年7月17日のニュース