斎藤右ひじじん帯損傷 今季絶望の可能性も

[ 2008年7月17日 06:00 ]

 ドジャースは15日、右ひじを痛めた斎藤隆投手(38)が精密検査の結果、「右ひじのじん帯損傷」と診断されたと発表した。故障者リスト(DL)入りし、約6週間のリハビリテーション後に再検査を受ける。同投手は登板した12日のマーリンズ戦で右ひじに痛みを訴え緊急降板。14日にロサンゼルス市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた。6週間のリハビリが順調に進まない場合はプレーオフを含めた今季中の復帰は難しくなる。

 コレッティGMは「彼の代わりを見つけるのは容易ではない」と話した上で「クローザーは特別なポジションで他球団に余っていない」とトレードの可能性を否定。自チームから代役を立てることを明かした。セットアッパーのブロクストンが守護神を務めることになるが、斎藤の離脱は優勝を争うド軍にとって大きな痛手だ。

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2008年7月17日のニュース