松井秀 2000試合出場祝う3安打

[ 2008年6月1日 06:00 ]

ツインズ戦の7回、遊撃に適時打を放つヤンキースの松井秀

 【ヤンキース6―5ツインズ】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が30日(日本時間31日)のツインズ戦に「4番左翼」で出場。4打数3安打2打点の活躍でチームの勝率5割復帰と最下位脱出に貢献した。イチローに続く日本人選手2人目の日米通算2000試合出場となった節目の試合を自らのバットで祝った。打率も・339に上昇し、3日連続でア・リーグの首位をキープした。

 節目での強さは健在だった。松井が適時打2本を含む3安打の活躍でチームを勝利に導き、自らの日米通算2000試合出場に花を添えた。
 この日はデーモンが休養でスタメンを外れたため上位の打順が繰り上がり、今季17度目、ロドリゲス復帰後は2度目の4番で先発出場。運も味方につけて5度目の猛打賞を達成した。
 初回2死二塁ではツ軍パーキンスのカーブにタイミングを崩されながらも飛球が遊撃手の後方にポトリ。7回無死一、三塁ではセンター返しのゴロが前進守備を敷いていた遊撃手のグラブをはじいた。ともに本人が「ラッキーだった」と振り返る適時打で先制点と追加点を叩き出した。終わってみれば1点差勝利だっただけに「大きな点だと思うし、勝利につながって良かった」と喜んだ。
 これまでも自らの節目の試合では好成績を残してきた。巨人時代には通算500試合目で3打数2安打を記録し、1000試合目に本塁打を放った。ヤ軍で迎えた1500試合目も自ら祝砲を打ち上げた。そして、いずれの試合もチームに勝利を呼び込んだ。
 この日は人工芝球場で今季2度目の守備に就いた。硬い人工芝は昨オフ手術した右ひざへの負担が大きいが、念入りにストレッチして試合に臨み、試合後も普段の倍近い時間をかけてマッサージとアイシングを受けた。
 これで連続試合安打は8に伸びた。そのうち6度がマルチ安打と好調で、打率は・339にアップ。3日連続でトップを維持し、2位ブラッドリー(・327)との差も広げた。ジラルディ監督も「悪い時期がない。やるべきことが分かっている」と絶賛した。
 チームもようやく勝率5割に復帰したが「5割では上に行けない。貯金をつくっていかないと」と松井。これからも勝利のために安打を重ねていくだけだ。

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