福知山成美が逆転初V/近畿高校野球

[ 2008年6月1日 15:50 ]

 野球の春季高校近畿大会最終日は1日、京都市の西京極球場で決勝を行い、福知山成美(京都)が5―3で大阪桐蔭(大阪)を下し、初優勝を果たした。

 福知山成美は0―1の6回、深瀬の2点二塁打などで3点を奪って逆転。7、9回にも1点ずつ加点し、植田が粘りの投球で完投した。

 ≪流れ変えた深瀬の二塁打≫後半に打線のつながった福知山成美が逆転で初優勝。田所監督は「打ち合いでは太刀打ちできない。勝つとしたらこのぐらいのスコアだと予想していた」と笑みを浮かべた。
 流れを変えたのは3番深瀬だった。0―1の6回1死一、二塁で逆転の左越え二塁打。今春の京都大会で正三塁手の座をつかんだばかりの2年生は「監督から言われた通りにフルスイングした。優勝できたことは夏に向けて自信になります」と声を弾ませた。

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2008年6月1日のニュース