イチローも仰天!城島“ホームスチール”!

[ 2008年6月1日 08:36 ]

 マリナーズの城島健司捕手は31日、シアトルでのタイガース戦に「6番」で先発、先制の2点適時打に、結果的にホームスチールとなる走塁をみせるなど大活躍。チームは5-0で快勝した。

 城島は初回、2死満塁で先制の左前2点適時打を放つと、2打席目は左翼へ二塁打。内野ゴロで三塁へ進むと、カイロの時にスクイズのサインでスタート。カイロはショートバウンドの球をバットに当てられなかったが、タイガースのロドリゲス捕手がこれをはじく間に城島が生還。結果的にホームスチールが成功した形となった。
 この後遊飛、捕邪飛に倒れ、この日は4打数2安打2打点。バットに加え足でも活躍した城島はリードもさえ、3投手を引っ張り、タ軍を封じた。
 城島の本盗成功にイチローも「通常はあり得ない。(ほとんど)二塁への盗塁もない人間がホームスチールなんて、なかなか珍しい」と驚きを隠せなかった。
 一方、当の城島は「(本盗は)ゲームの中ではよかったが、僕の人生にあってもなくてもいいもの。興味はない」と、騒がれることに少々複雑な表情。イチローがかつて本盗をやってみたいと話したことに、話が及ぶと「それならイチローさんと、ヒット1本と交換したいですね」と5月が終わっても打率が2割2分台の現状を早く打開したい様子だった。(共同)

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2008年6月1日のニュース