小塚4回転失敗…プルシェンコに完敗

[ 2009年10月25日 06:00 ]

男子フリーの演技を終え声援に応える小塚崇彦

 【ロシア杯】王者に完敗だ。SP首位の06年トリノ五輪金メダリスト・プルシェンコと6・75点差でフリーを迎えた小塚だが、大差の2位に終わった。

 12月のGPファイナル進出に前進したものの「やっぱり凄い。世界の頂点に立った選手だな、と思った」と脱帽した。
 布袋寅泰がソロ・ギターで参加したギターとオーケストラの「ギター・コンチェルト」に乗って冒頭の4回転トーループに挑戦したが、回転不足となり、他のジャンプでもミスが目立った。
 「4回転は跳べるだろうなと思ったけど、タイミングがずれてしまった」。この日も4―3回転の高難度コンビネーションを決めた王者が大技成功への生きた教材になる。「タイミングがズレても跳ぶってのを見られたのは収穫」と小塚。次戦のNHK杯(11月6日開幕、長野)では、4回転を決めてみせる。

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2009年10月25日のニュース