関学大、天理大が3連勝/関西大学ラグビー

[ 2009年10月25日 17:16 ]

 ラグビーの関西大学リーグ第4日は25日、東大阪市の花園ラグビー場で2試合を行い、2連覇を目指す関学大は109―7で大産大を、天理大は31―15で摂南大をそれぞれ下し、ともに開幕3連勝とした。

 関学大は17トライを奪い、大産大を寄せ付けなかった。天理大は先制トライを許したが、逆転勝ちした。
 天理大は昨季、リーグ戦と全国大学選手権で敗れた摂南大に逆転勝ちし3連勝となった。小松監督は「(摂南大に)3連敗しなくてよかった。これで先につながった」とほっとした表情だった。
 約2週間を費やした相手のトンガ人留学生対策が結実した。先制トライこそ許したものの、その後は目立った働きをさせなかった。フランカーの正城主将は「(リーグ戦)前半のヤマ場は越えた。ひと安心じゃないけど、大きい」と話した。
 昨季王者の関学大は17トライで109点を奪い圧勝。それでも大崎監督の表情は渋かった。「0点に抑える目標が果たせなかった。100点取ったことより、それが残念」と後半にミスから失点したことを悔しがった。
 選手も承知しているようだ。ロックの小原主将は「去年は防御がよかったが、ことしはまだ。1トライを取られたのは防御がうまくなる上での過程」と前向きだった。

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2009年10月25日のニュース