新城は28位、鈴木が9位/ジャパンカップ

[ 2009年10月25日 17:15 ]

 自転車ロードレースのジャパンカップは25日、宇都宮市の森林公園周辺周回コース(151・3キロ)で行われ、クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク)が4時間6分19秒で制し、7月のツール・ド・フランスで日本人選手として初の完走を果たした新城幸也(ブイグテレコム)は3分25秒遅れの4時間9分44秒で28位だった。

 鈴木真理(シマノレーシング)が4時間8分28秒で日本勢最高の9位に入った。昨年3位で、2005年のツール・ド・フランス総合2位のイバン・バッソ(イタリア、リクイガス)は24位だった。

 日本のファンの前でいい姿を、と意気込んだ新城は「体を壊してもいい」という気持ちで今季最後のレースに臨んだ。終盤で先頭集団に追いつく粘りを見せたが、最後の上りで両脚がつって力尽きた。「(レースの)流れにはうまくのっていたのに、とても残念。優勝したかった」と悔しがった。
 世界のトップ選手と争う機会が多かった今季について「選手として大きくなれた」と成長を感じる。それだけに「来年、2回目のツールを目指して春先から頑張りたい」と飛躍を誓った。

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2009年10月25日のニュース