仏教大「全員駅伝」で悲願のV

[ 2009年10月25日 17:11 ]

初優勝を飾り、チームメートと抱き合って喜ぶ仏教大アンカーの吉本ひかり(右)

仏教大が大会新で初優勝

 【全日本大学女子駅伝】「全員駅伝」をモットーにする仏教大の森川監督は「感無量。選手みんなが僕の言うことを聞かず、予想外に“爆走”してくれた」と、2時間3分台の初優勝タイムに感慨深げだった。
 右太もも痛を抱えた3区のエース西原を全員でカバーした。2区で区間新と力走した森唯主将は「できるだけ貯金をしてあげるつもりだった」。7月のユニバーシアード大会で1万メートル優勝の西原は「ラスト1キロで止まってしまうかと思った」という苦痛を乗り越え、立命大にトップを譲らず4区へ。練習にヨガや気功を取り入れ、心も鍛えた森川監督は「あれで優勝できると確信した」と選手の奮闘をたたえた。

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2009年10月25日のニュース