ピンクの遼くん チャージ不発で40位

[ 2009年10月25日 06:00 ]

<ブリヂストンオープン 3日目>18番で第2打がバンカーに入り悲しそうな表情を見せる石川遼

 【ブリヂストン・オープン】全身ピンクのド派手ウエアで出陣した石川だったが、最後まで笑顔を見せることなくホールアウトした。チャージが不発に終わって「ほとんど何も言うべきことのないラウンドでした」と肩を落とした。

 先々週のプレジデンツ・カップで見た世界のトッププロのスイングを参考に、「トップからの間、タメをつくってインパクトを迎えられるように」とスイング改良に取り組み始めた。まだタイミングが合わずにドライバーが左右にばらつき、フェアウエーをとらえたのはわずか1ホールだけ。この日のフェアウエーキープ率7・14%は8月の関西オープン最終日と並ぶ自己ワースト。出場選手の中でも最低の数字だった。「まだ多くを望める状態じゃない」と言いつつも、「あしただけでもいいゴルフを見せたい」と気合を入れ直した。

 ≪池田は3位に後退≫首位からスタートした池田は2打差の3位に後退した。4バーディー、3ボギーの71とスコアを伸ばし切れず、「後半が悪かったからしようがない」と14、15番での連続ボギーを悔やんだ。この日は気温が低かったことに加えて終盤は雨の中でのプレー。テーピングを施している右手甲は普段以上に痛んだようだが、「上を目指して頑張るしかない」と最終日に気持ちを向けた。

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2009年10月25日のニュース