しのぶ ショット不調も諸見里1差

[ 2009年10月25日 06:00 ]

<マスターズGCレディース2日目>9番、距離のあるバーディーパットをねじ込み万歳して喜ぶ諸見里しのぶ

 【マスターズGCレディース】諸見里は福嶋に首位こそ譲ったものの、69で回り、1打差の2位と好位置をキープした。9番で15メートルを沈めてバーディーを奪うなど、5メートル以上のパットを再三、沈めてスコアメーク。「運を持っている証拠なので運を大事にして頑張りたい」と今季7勝目に意欲を見せた。ただ、ショットは乱れており「逆球が出たりとか、このままじゃ優勝争いは難しい。最低限(のポイント)は見つけて修正したい」と会見も早々に切り上げて練習場に向かった。

 ≪有村 5位に浮上≫賞金ランク3位の有村はパッティングが復調し、17位から首位と4打差の5位に浮上した。「ゴルフが怖くなった」というほどパットに悩んでいたが、7番で10メートルを沈めたことで吹っ切れた。「6番で1メートルを外した後のバーディーだっただけに、次にバーディーが来てホッとした。この感じでいけばいい」と、ここから波に乗った。9番でもバーディーを取った後、インでもスコアを3つ伸ばし、67をマークした。賞金ランクで首位を走る諸見里は1打差の2位につけている。「(賞金ランク)上位の選手が調子が良いのに自分が悪いのは悔しい。もっと自分に厳しく頑張りたい」とライバル意識をのぞかせた。

続きを表示

2009年10月25日のニュース