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最下位で敗退…フランス傷心エコノミー帰国

[ 2010年6月24日 06:00 ]

<南アフリカ・フランス>前半、一発退場でピッチを去るフランスのグルキュフ。右はドメネク監督

 【W杯1次リーグA組 フランス1―2南アフリカ】W杯1次リーグ敗退が決まった前回準優勝のフランスが23日、帰国の途に就いた。フランス協会が手配した飛行機はエコノミークラス。屈辱まみれで南アフリカを去った。

 22日の南アフリカ戦後、主将のエブラは選手全員がボーナスの受け取りを拒否すると明言し「謝罪したい。国民は真実を知る必要がある。真相をすべて語る」と発言。ドメネク監督を侮辱したとされるアネルカが追放され、反発した選手が練習をボイコットするなどしたチームの内情をすべて暴露すると約束した。
 南アフリカ戦後に敵将パレイラ監督との握手を拒否したドメネク監督には批判が集中。アンリは帰国後にサルコジ大統領ら政府首脳と緊急会談を行う。騒動はまだまだ尾を引きそうだ。次期監督は98年フランス大会優勝メンバーのローラン・ブラン氏(44)。立て直しは簡単ではない。

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2010年6月24日のニュース