×

オーストラリア、セルビアともに1次L敗退…

[ 2010年6月24日 06:23 ]

試合後、握手をするオーストラリアのカーヒルとセルビアのスタンコビッチ

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第13日は23日、1次リーグの最終戦を行い、D組のオーストラリアはセルビアを2-1で下した。だがD組もう1試合でドイツがガーナに1-0で勝ったため、1勝1敗1分けのオーストラリアは勝ち点でガーナと並んだものの、得失点差で及ばず、1勝2敗のセルビアは勝ち点で及ばず、1次リーグ敗退が決まった。

 2大会連続のベスト16進出を目指すオーストラリアは1分け1敗で、自力での1次リーグ突破が苦しい状況だが、とにかく勝つしかない。

 一方、1勝1敗で勝ち点3のセルビアは勝てば、D組のもう1試合ドイツ―ガーナの結果に関係なく、決勝トーナメント進出が決定する。

 オーストラリアは守備の要のムーアとベテランFWキューウェルが出場停止となっているが、19日のガーナ戦に出場停止で出られなかったカーヒルが復帰。また、名古屋のケネディが、今大会初めて先発に名を連ねた。

 セルビアが押す展開となったが、得点に結びつかず0-0で前半終了。

 後半、両チームベンチが動き、選手を交代した直後、オーストラリアは右サイドからのクロスにカーヒルが頭で合わせて先制した。さらに後半28分、今度はホルマンが相手DFのパスミスでボールを奪い、ロングシュートで追加点を奪った。

 後半39分今度はセルビアが得点。トシッチが放った右サイドからのミドルシュートをGKが弾き、パンテリッチがこぼれ球を押し込んだ。引き分ければ決勝トーナメント進出の可能性も残るセルビアだったが、追加点を挙げられず万事休す。オーストラリアも得失点差でガーナに及ばず、ともに1次リーグで姿を消した。

続きを表示

2010年6月24日のニュース