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意地の反撃届かず…前回覇者イタリアまさかの敗退

[ 2010年6月24日 21:59 ]

<イタリア・スロバキア>前半25分、先制ゴールを決めるスロバキアのFWビテク(中央)

 W杯南アフリカ大会第14日は24日、ヨハネスブルク・エリスパーク競技場などで1次リーグF組の最終戦を行い、前回王者のイタリアがスロバキアに2―3で敗れ、1974年大会以来の1次リーグ敗退となった。初出場のスロバキアは同組2位で決勝トーナメント進出を決めた。

 2試合連続で引き分けと苦戦続きのイタリアは、この日も先制を許す苦しい展開。初出場のスロバキアは前回王者を相手に序盤から五角以上の戦いを演じ、前半25分、ハムシクが相手DFのパスをカットし、ビテクにスルーパス。これをビテクが右足で左隅に決めて先制。後半28分にもビテクがゴールを決めてリードを広げた。
 
 後半、ガットゥーゾとクリシトを下げてクアリアレッラ、マッジオを入れ、同11分にはモントリーボを投入し、巻き返しを図ったイタリアは同36分にディナターレがゴールを決めて1点差に。同44分にコプーネクに得点を許しても諦めず、ロスタイムにクアリアレッラがゴールで再び1点差に。最後までスロバキアゴールに迫ったが、あと1歩届かず、2分け1敗でまさかの最下位に終わった。

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2010年6月24日のニュース