中村獅童　イベントで客同士のトラブル仲裁、行動に拍手喝采　共演者「一生推す」ネット「さすがの一言」

中村獅童
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　歌舞伎俳優の中村獅童（50）が24日、東京・観世能楽堂で行われたトークイベント「春風亭一之輔のカブメン。第五回」にゲスト出演。開演前、客同士のトラブルを自ら仲裁していたことがわかり、ネット上ではその行動に称賛の声が相次いだ。

　落語家・春風亭一之輔が、旬の歌舞伎俳優をゲストに迎えてトークや落語などを披露するイベント。今回は獅童がゲストとして出演し、一之輔は獅童リクエストの「文七元結」などをかけた。

　同じくイベントに出演した一之輔の弟子・春風亭与いちが自身のX（旧ツイッター）で「中村獅童さんにシビれた。お客さん同士のトラブルで怒号が飛び交う中、紋付袴姿で物の見事に静めて拍手喝采。その後めちゃくちゃ落語やりやすかったです。一生推してくと決めました」と明かした。

　与いちはトラブルがおさまった開幕直後に高座にあがり、トップバッターで「金明竹」をかけた。

　情報を総合すると、開演前に男性客がなんらかの理由で隣の女性客を怒鳴りつけたという。怒鳴られた客は謝罪していたが、男性客の怒りはおさまらず。そこに獅童が現れ、退場しようとしていた女性客らを関係者席と見られる別の席に導いた上、男性客にも笑顔で対応してなだめたという。

　ネット上でもイベントに参加したファンらを中心に「幕前に怒声を上げていたお客さんを、直接なだめに来て。でもってその場を納めてしまう。歌舞伎役者は肝が据わってる。中村獅童は男だねぇ」「開演前の客席トラブルを収めて劇場の空気を戻した獅童さん。さすがの一言。その後の与いちさんも一之輔さんもトークも全て良かった。終わりよければすべて良し」「獅堂さん素敵」「あちこちから怒号が飛び交いはじめた観客席にゲストの#中村獅童さんが出てらしてさっとおさめる。さすが！長兵衛なの？！にしても演者に何させてるんだ」「冷静な対応した中村獅童はカッコよかったな」「リアル幡随院長兵衛かと…すごいな獅童さん」などとコメントが続々と投稿された。