マツダ“ガス欠動画”東海オンエアの謝罪を受け入れ　コラボ継続を発表「安全運転への決意を受け取った」

6人組ユーチューバー「東海オンエア」　（左から）ゆめまる、しばゆー、りょう、てつや、としみつ、虫眼鏡
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　大手自動車メーカー「マツダ株式会社」が28日、公式ツイッターを更新。6人組の人気YouTuberグループ「東海オンエア」とのコラボ動画が物議をかもしていることについて、改めて説明した。

　騒動の発端となったのは、同グループが18日に投稿した動画。メンバー・としみつが、初めて自動車のガス欠を起こしたことを報告した。すると、翌19日にリーダー・てつやもガス欠になったことを告白し「帰りの高速道路で“E”が付いとって。俺の経験上“なめんなよ!”と思って、ビビりながらもニュートラルにしたりしてね。それで岡崎インターに着いて、よかったと思ってETCゲートを出たら…（ガス欠になって）本当にビックリしたよ!」と話した。メンバーは大笑いしていたが、高速道路上でガス欠を起こしてしまうと、違反点数2点、普通車で反則金9000円の罰金が科される。今回はその点についての言及はなかった。

　この動画について、東海10周年を記念して同グループとコラボしている「マツダ」は、公式ツイッターで「あえて真面目にリプライさせていただきます。動画内で『自動車のガス欠』にふれるシーンがありましたが、ガス欠は本当に危険です。道路で車が立ち往生すれば、事故につながる可能性があります。燃料残量警告灯がついたら、早めに給油してください」と危険性を指摘していた。

　この指摘を受け、メンバーらは各々のツイッターで謝罪。また、YouTube動画でも「この度は、重大な事故に繋がる危険な行為をしてしまい、申し訳ありません。安全への意識が欠落していたと反省しています」「僕たちも、確かにちょっと軽率だった」と陳謝した。

　謝罪を受け、マツダは改めて公式ツイッターを更新。同グループについて「学生時代から現在まで、マツダ車を愛して乗ってくれている方々です」と感謝を記した上で「先日、Twitterでリプライをお送りさせていただいたのは、東海オンエアの控え室チャンネルに投稿された動画の内容が、危険で不適切なものだったからです」と、指摘した理由を説明した。

　「その後いただいたメッセージや、昨日公開された動画を拝見し、反省と安全運転への決意を受け取りました」と謝罪を確認したとして「私たちは、改めて東海オンエアさんとともに、安全で楽しいカーライフを発信していきたいです」と、今後のコラボ継続を発表。「この度は、みなさまにご心配をおかけして申し訳ありませんでした。引き続き『東海オンエアカーPROJECT』をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。