ぺこぱ・松陰寺、都内では「高校受験はかわいそう」の声に戸惑い 「選択肢が多すぎる」都会の子育てに悩み

[ 2023年4月28日 11:21 ]

ぺこぱの松陰寺太勇
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 お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇(39)が、28日までに更新されたYouTube「カズレーザーと松陰寺のチルるーム【公式】」に出演。都内での子育てに関する悩みを打ち明けた。

 同年代・同事務所のお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーとまったりトークを繰り広げるYouTubeチャンネル。この日は「都会の子育て」について語り合った。

 昨年10月に第1子となる長女の誕生を報告した松陰寺。現在は都内の自宅で子育てをしているといい、今後も都内で育ていく上での悩みを打ち明けた。

 まず、「学校の選択肢が多すぎる」と吐露。「山口県のド田舎」で育ったという松陰寺は「学校を選ぶ選択なんてなかった」といい、埼玉出身のカズレーザーも「そうですよ」と同調したが、「でも東京は選択肢がいっぱいあるのよ。公立と私立の考え方も違うのよ…どうしていこうかなと思って。今、小学校から受験ってありますからね」と漏らした。

 「幼稚園も(受験)ありますよ」と反応したカズレーザーに対し、「それって必要なんですかね?」と、幼少期の受験を疑問視した松陰寺。カズレーザーは「でも幼稚園で慶応に受かったら、大学までずっと慶応行けますからね」とメリットを語った。

 松陰寺も「都会で子育てをしている人に聞いたら“早ければ早いほど楽だ”っていうの。高校受験はかわいそうだって」と、早期の受験がトレンドとなっていることに戸惑っている様子。カズレーザーは「でも、合格率が一番高いのは高校受験って言いますけどね」と、高校受験のメリットも分析した。

 カズレーザーは「“どういう子に育てたいか”っていうのが大事ですよね」と、やみくもに受験する前に、自身の方針を見つめ直すことも大切だと持論を展開。松陰寺は「朗らかな、おおらかな子に育ってほしいなっていうのはある」と思いを明かした。

 次に「習い事」に関する悩みを告白。松陰寺は、自身はスイミング以外の習い事をしてこなかったといい「そういうのって自分が親から教わったことが基準になるじゃん?俺の代で、一気に詰め込み教育をやっていいのかなって気持ちもあって…」と打ち明けた。カズレーザーが「やってみて、やめたかったらやめればいいんじゃない?」と助言すると、松陰寺は「やめずに頑張って乗り越える達成感を子供のうちに体験するのもいいというしね…」と、なかなか結論が出ない様子だった。

 習い事に関しては、現在「プログラミング」などを習う子供も多いというが、AI技術の発達によりプログラマーが将来不要になるかもしれないことなど、時代の移り変わりも不安視。「何をやらせるのがいいんだろう。やりたくないことをやらせたくはないけど、チャンスは与えたいって思うからさ」という悩みに、カズレーザーは「ダンスとかいいんじゃない?めっちゃいい運動じゃないですか、ダンス」と助言。松陰寺が「でも嫌じゃない?月曜日はダンス行って、火曜日はスイミング言って、水曜日は塾に行って…とか。子供にそこまで…やらせすぎじゃない?みたいな」と、詰め込みすぎを心配すると、「でもそれは、われわれの感覚だと思うんですよ。今はそれが当たり前になっているのだとしたら、やっておいた方がいいんじゃないのとは思う」と指摘。「習い事も、楽しければ行った方がいいと思うんですよ。つまんなかったら、行かない方がいいけど、新しいことに触れるのはいいことじゃないかな」とアドバイスした。

 また、「私立・公立」の価値観の違いにも言及。松陰寺の育った地域では「俺の地元では公立が割と頭が良い方で、私立は、公立に行けない子が行く」という認識だったというが「都会は、私立の方が頭がいい子が行く」という。カズレーザーの育った埼玉も、松陰寺の地元と同じ認識だったというが、「でも、私立の方がいいんじゃないですか。勝手なイメージですけど、“ぺこぱの子供”って、何かイジられそうじゃないですか?」と、東京では「いじめ」が少ないイメージのある私立がいいのではと推測した。

 この動画には「教育熱心な親育ちからすると、習い事とかよりただただ子供を愛してあげて欲しいなと思う」「田舎育ちが都会でびっくりするのめちゃ分かるけど、田舎育ちで培ったいろいろが意外と大人になって役立ったりもする」「都会の子育ては、選択肢が多くて迷うんですね お子さんの将来のいろんな選択肢を思うと楽しくて仕方ない松井さん。お父さんしてますね」「一番いいのは自発的にやってみたいと思えるものを伸ばしてあげたいですね」「都心の学校だと芸能人の子供はゴロゴロいるので公立でも私立でも大丈夫じゃないでしょうか」「お子さんがしたいと思える事が見つかると良いですね」「松陰寺さんは愛情持ってしっかりいいお子さんに育てくれそうな安心感がある」と、さまざまなコメントが寄せられた。

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2023年4月28日のニュース