具志堅用高氏「緊急入院してお金貸してって」ファイトマネー80万円詐欺被害　再会も「金の話は一切ない」

具志堅用高氏
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　WBA世界ライトフライ級を13度防衛した具志堅用高氏（67）が28日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）に生出演。ファイトマネーをめぐり過去にお金をだまし取られたことを語った。

　現役時代、ファイトマネーの手取りが1試合あたり1万5000円から3万円程度だったが、「世界タイトルマッチの最初のファイトマネーだね。ファン・ホセ・グスマン倒してチャンピオンになったから、その時のファイトマネーが手取り80万なの」と世界戦で一気に高額になったという。

　ただ、貧しかった当時はまだトンカツ店でアルバイトをしていたそうで「よく来てたお客さんが“田舎の姉が病院に緊急入院してお金貸して”って。それで80万貸しました」と全額を常連客に貸したという。ところが「その後ですね。あれ？店になかなか来ないなって思いつつ、彼の会社に出前を持っていったら、彼はもういないって…」とその常連客と音信不通になってしまったと明かし「ショックだったね」と振り返った。

　その常連客とはその後、再会。アキレス腱を切った具志堅氏が入院している病院へお見舞いに来たものの「お金持ってくるかなって思ったら何も持ってこないで帰りました。“大丈夫ですか？”ってそれだけです。金の話は一切ないです」と80万円が返却されることはなかったと語った。