藤井新棋聖 九段昇段、4冠、年度最優秀棋士…最年少記録複数更新なるか

[ 2020年7月17日 05:45 ]

藤井棋聖誕生 史上最年少タイトル獲得 ( 2020年7月16日 )

第91期棋聖戦5番勝負の第4局で渡辺明棋聖を破り最年少タイトルを獲得した藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
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 藤井が今後も勝利を重ねれば、今年度中にさらに複数の最年少記録を更新する可能性がある。木村一基王位に挑戦中の王位戦7番勝負で奪取すると、最年少2冠と八段昇段(タイトル2期)を達成。さらに竜王戦の決勝トーナメントや王将戦の挑戦者決定リーグでも勝てば、最年少3冠と九段昇段(タイトル3期)、最年少4冠にも挑戦できる。

 最年少八段は王位戦を逃すとわずかな差で届かないものの、他の記録は数年の余裕がある。また複数のタイトルを獲得できれば、最年少での年度最優秀棋士賞の有力候補となる。

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