ロッテ沢村&益田が実戦初登板で無失点 吉井監督「機嫌良く投げていたんで良かった」

[ 2024年2月28日 18:50 ]

練習試合   ロッテ0-6オリックス ( 2024年2月28日    宮崎・SOKKEN )

<球春みやざき オ・ロ>6回に登板した益田(撮影・井垣 忠夫)
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 ロッテの沢村拓一投手(35)と益田直也投手(34)が実戦初登板し、ともに1回を無失点に抑えた。

 沢村は0―2の5回に3番手でマウンドへ。野口を直球で一ゴロに打ち取ると、セデーニョをスプリットで空振り三振、来田は直球で遊ゴロに仕留めた。ワンバウンドになるボールもあったものの、ストライク先行の内容。右腕は「ケガなく終われたので良かったです。ブルペンと試合は違いますし、これからゲームを重ねたら、もっともっと良くなるんじゃないかと思います」と手応えを口にした。

 続く6回には通算250セーブまで、あと32としている益田が登板。「とりあえずゾーンで最初はまっすぐ投げて、ファウルをとったり、強い球を投げるっていうイメージ」と、直球で押し、渡部を捕邪飛に仕留めたが、広岡に右中間二塁打、若月には三遊間を破られて1死一、三塁のピンチ。「点を取られたくなかったので」と、ここからシンカー、スライダーも交え、宜保を空振り三振、茶野を中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 益田は「次はもっと精度を上げて投げれるようにしないといけないけど、まだそんな時期じゃない。とりあえず真っすぐをゾーンに投げてファウル取れてたし、ストライクも投げられていたんでいいかなと思います」と振り返った。

 ベテランの救援陣の順調な調整ぶりに吉井監督も「まあ、機嫌良く投げていたんで良かったと思います」と目尻を下げた。

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