オリックスは「能見塾」開講 左腕後輩の山田や富山らが投球術を学ぶ

[ 2024年2月28日 05:45 ]

オリックスの宮崎キャンプを訪れた能見臨時コーチ(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスは球団OBの能見篤史氏(本紙評論家)がこの日から臨時コーチとして宮崎キャンプで指導を開始した。精力的に投手陣を指導する中で、ブルペンでは山田や育成の富山、佐藤ら同じ左腕の投球を見つめながら時折、助言した。

 今季50登板を目標に掲げる山田は「“上体ばかりで投げているから、バランス良く足元を使って投げたら”とアドバイスをいただきました。“年を取ると知らないうちに可動域も狭くなっていくから、そういうのもやっていった方がいいよ”と。見てもらえてありがたいですね」と、経験に基づいた助言に感謝した。

 支配下復帰を目指す富山は、決め球となり得るフォークとツーシームの使い分けについてアドバイスを受け「(2球種の使い分けで)バッターに対して錯覚を起こすというか。(今までの考えには)なかったですね。めちゃめちゃタメになりました」と、試合での実践を見据えていた。

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