巨人・山瀬　強肩アピール「持ち味としてやっていければ」　新庄監督も驚き「あれが一番速い」

練習試合   巨人５―3日本ハム （ 2024年2月27日    沖縄セルラー ）

＜巨・日＞4回、適時打を放つ山瀬（撮影・藤山　由理）
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　「9番・捕手」で先発出場した巨人の山瀬が、肩で魅せた。

　5―2の7回1死一、二塁の場面で、座ったまま二塁へ矢のような送球。二塁走者の水谷が慌てて戻り間一髪セーフになったが「持ち味としてやっていければ」と強肩をアピール。日本ハム・新庄監督も「あれが一番速い」と目を丸くした。

　ただ、4回のイニング間には座ったままの二塁送球が投手のバルドナードの背中を直撃し、ヒヤリとするシーンも。「本当にごめんなさいと謝りました」と苦笑いだった。

　≪亀井コーチ“奮闘”今春初三塁コーチ≫巨人の亀井外野守備兼走塁コーチが、今キャンプの対外試合で初めて三塁コーチを務めた。川相内野守備コーチと一、三塁を入れ替わり、初回1死一、二塁では岡本和の左前打に二塁走者オコエの生還をアシストした。阿部監督は「長く指導者をやるにあたっての勉強だと思い、やっていってもらいたい」とシーズンでも三塁コーチを任せる構えを示した。