西武・松井監督 敵としての山川に「他にもいい打者いっぱいいますし…もちろん何とかやっていかないと」

[ 2024年2月28日 17:03 ]

練習試合   ソフトバンク4―3西武 ( 2024年2月28日    宮崎アイビー )

<ソ・西>試合前、西武・松井監督(右)と談笑する山川(撮影・成瀬 徹)
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 西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手(22=国学院大)が28日、ソフトバンクとの練習試合に先発登板。初回、西武からソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手(32)に逆転2ランを打たれるなど3回49球を投げ3失点の内容だった。

 プロの洗礼を「感じました」と対外試合デビューを振り返った武内。ドラ1の3回3失点の内容に、松井稼頭央監督(48)は「いい球ももちろんあったと思うしね。実際、対外試合で違う相手に投げるのはもちろん初めてなので、逆に打たれて感じることもあるだろうし。こうやったら抑えられたんじゃないかというのもあるでしょうし、そういう意味では良かったんじゃないかな。打たれて覚えることもいっぱいあるでしょうし。しっかりとこの早い段階からそういうところも含めて、3イニングしっかり投げられたのは良かったんじゃないかなと思います」と今後の成長に期待した。

 また、試合前には談笑する場面もあった山川との初対戦については「もちろんこれからシーズン向けてもそうですし、でも他にもいい打者いっぱいいますし。もちろん何とか対策してやっていかないといけない」と淡々と語った。

 武内は山川との対戦について「浮かないようには気を付けたんですけど、やっぱりそういう浮いた球をしっかり打たれたので、そういう球は見逃してくれないなって思いました。やっぱり風格というか、とても打ちそうなオーラはありましたし、やっぱり懐が広いなと思いましたね」と素直な感想を口にしていた。

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