ソフトB山川 どすこいポーズは「打てばやり続けます」「僕ができることは練習してホームランを打つこと」

[ 2024年2月28日 17:30 ]

練習試合   ソフトバンク4―3西武 ( 2024年2月28日    宮崎・アイビー )

<ソ・西>初回、2ランを放った山川はどすこいポーズ(撮影・岡田 丈靖)
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 西武からソフトバンクにFA加入した山川穂高内野手(32)が28日、練習試合「球春みやざきベースボールゲームズ」の西武戦に「4番・DH」で先発出場。初回にいきなり本塁打を放つなど、古巣相手にバットで存在感を見せ勝利に貢献した。

 0-1で迎えた初回、2死一塁だった。相手の先発はドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22=国学院大)。対外試合初登板、初先発となった古巣の金の卵を相手に、甘く入ってきた変化球を見逃さず、左中間席へ運ぶ逆転2ランを放り込んだ。

 打席に入る前にはスタンドから拍手を浴びたが、アーチの後も大きな歓声を浴びてダイヤモンドを一周。最後は西武時代からおなじみだった本塁打後のパフォーマンス「どすこいポーズ」でファンを楽しませた。

 試合後、山川はどすこいポーズについて、誰から求められてやったわけではなく、「打てばやり続けますんで。(シーズン中も)やると思います」と苦笑い。「どすこいをやるかどうかより、ホームランを打つ前のことを大事にしている。もちろん、ホームランを打って、うれしい流れではやりますけども。どすこいをやるということを先に考えることはないです」「僕ができることは、朝起きて、練習して、ホームランを打つこと」と今までと変わりなく、チームの勝利のための打撃だけを考えて、本塁打を打ったらこれまでと変わらず流れでやっていくと自身の考えを語った。

 松井稼頭央監督とは試合前に「元気そうだね」と言葉を掛けてもらったと明かした山川。古巣との初対戦については「特別というよりは…ずっとやってきたメンバーですので、久しぶりに会えてうれしかったですね。昔と変わらず接してくれる後輩たちがいてうれしかったです」と笑顔で語った。初回には相手ドラ1の武内から「打った瞬間」という完璧な手応えの逆転2ラン。「キャンプの内容が充実していた」と振り返る通り、24日の楽天戦に続く豪快な一発を放った32歳の大砲は、ソフトバンクの奪冠に向けて、バットを振り続ける。

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