「骨で動いて」ソフトB板東が2回無失点 師匠・和田の助言を生かした

[ 2024年2月28日 06:00 ]

練習試合   ソフトバンク14ー2九州・宮崎 ( 2024年2月27日    生目第二 )

<ソフトバンク・宮崎サンシャインズ>先発したソフトバンク・板東(撮影・岡田 丈靖)
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 開幕ローテーション入りを目指すソフトバンクの板東湧梧投手(28)が27日、B組の練習試合(対九州・宮崎)に先発し、2回を無安打無失点に抑えた。

 直球の最速は144キロ。カーブも生きて3三振を奪った。降板後はブルペンに向かい50球ほどを投げ込んだ。「前回の紅白戦の登板より良かったかなと思います。一歩、一歩、進んでいくだけだと思います」と話した。

 キャンプ中、思い描くような投球ができず「体は元気なのに、なんでこんなにタイミングが合わないんだろう」と悩んでいた。出力が上がらず、制球面も苦しんだ。そんな中で“前進”のヒントをくれたのが、自主トレの師匠でもある和田だった。

 「(投球で)このポイントが、このポイントがと意識しすぎると連動が途切れる。“もっと骨で動く意識を持ったらいいんじゃないか”と和田さんにアドバイスしてもらいました。いい感覚が少しずつでてきて整理できたかなという気はします」。光は見えてきた。倉野投手コーチも「前進しているのは間違いないと思います」と話した。ここから右肩上がりで状態を上げて、昨季は直前で逃した開幕ローテをつかみ取る。

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