阪神・梅野 練習中に右肩肉離れ発症も開幕に望み 帰阪後にキャッチボール再開へ

[ 2024年2月28日 05:15 ]

阪神・梅野(撮影・岸 良祐)
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 阪神の梅野が、3月29日の開幕戦に間に合う可能性が出てきた。22日の練習中に右肩の肉離れを発症し、この日のキャンプ打ち上げまで別メニュー調整。ノースローが続いているが、帰阪後にキャッチボールを再開する見込み。岡田監督が、うれしそうに現状を明かした。

 「帰ったら、もうキャッチボールを始めるんとちゃう。なんか全然アレみたいやで。アップも入ってるしな。誰やと思って見たら背番号2やった。そんなに心配してないよ」

 負傷直後は「だいぶ悪いんちゃう」と開幕不在も覚悟していたが、この日は一転「いやいや、全然大丈夫ちゃう」と上方修正した。

 梅野は23日からのオープン戦3連戦は同行せず、宜野座残留練習でリハビリ。ダッシュやマシンの球を捕球するなど投球以外の可能なメニューは継続していた。初めて経験する負傷箇所だけに、慎重に言葉を選びつつも、努めて前を向いた。

 「トレーナーとコミュニケーションをとりながら再発だけは避けたい。早く治して早くチームに合流して開幕を迎えたい。キャッチボール再開はまだわからないし、今は治すことに専念という以外に言いようがない」

 3月29日の開幕戦まで、あと1カ月。8年連続の開幕マスクへ、前進あるのみだ。

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