落合博満氏　イタリア代表との準々決勝「大谷先発だろうが舐めてかかったら痛い目に…」「一発勝負の怖さ」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル　#オレ流トレンド」を更新。第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で侍ジャパンが16日の準々決勝で対戦するイタリア代表を警戒した。

　1次ラウンドを4戦全勝で終えた侍ジャパンの戦いぶりに「お客さんがあれほど入るとは思っていなかった。お客さんが盛り上げてくれているね」と自身も大会楽しんでいる様子。

　一方で16日の準々決勝で対戦するイタリア代表について問われると「格下のチームであることは事実だが、野球は番狂わせの多いスポーツ」と表情を変えた。自身は現役時代の78年にイタリアで行われた「IBAFワールドカップ」に日本代表として出場。「その頃から比べると力はついてきただろう。ただ一発勝負の怖さはあるからね、大谷が先発するんだろうけど舐めてかかったら痛い目に遭う」と警鐘を鳴らした。

　4戦38得点と打線は好調だが「一打席でころっと（状態が）変わることは多々ある。慎重に慎重を重ねて、日々の練習をしっかり仕上げていくことが大事になる」と念を押した。