どうなる広島守護神　代表離脱の栗林に横山コーチは慎重姿勢　代役はターリー、島内、森浦ら候補

＜オーストラリア・日本＞栗林を中心に記念写真を撮る侍ジャパン（撮影・篠原岳夫）
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　腰の張りで侍ジャパンから離脱した広島・栗林良吏投手（26、写真）がきょう14日から、マツダスタジアムの残留練習に合流する見込みとなった。

　「どの程度動けて、どの程度投げられるのかも分からない。本人と話をしてから」

　今後の復帰プランについて、横山投手コーチは慎重な構えを見せた。参加していたWBC1次ラウンドでは、4試合を通じて登板なし。12日のオーストラリア戦前のブルペン投球でも、5～6割程度の力感にとどめた。

　31日からの開幕まで3週間を切ったが、首脳陣は長いシーズンを見据え無理をさせる考えはない。横山コーチは「こちらとしては、そういう考えも必要になってくるのかなと思う」と代役を立てるプランも示唆した。新井監督もかねて不測の事態に備えており、11日にあったヤクルトとのオープン戦の9回にはターリーを起用。現段階ではセットアッパーの一角として期待されている島内、森浦、中崎らも代役候補と言えそうだ。