中尾孝義氏、中村武志氏が選ぶ歴代No.1捕手は「3人出たが…」

[ 2023年1月21日 20:19 ]

西武時代の伊東勤
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 中日、巨人でゴールデングラブ賞2度の捕手、中尾孝義氏(66)と中日など3球団で19年捕手を務めた中村武志氏(55)が21日更新の「プロ野球OBクラブチャンネル」で歴代ナンバー1捕手について語り合った。

 同時代にプレーしたり、コーチ、評論家として見てきた選手に限定して選出する企画。中尾氏は迷わず「古田ですね。キャッチングは肘が上がって独特だけどミットが動かない」と、元ヤクルトの古田敦也氏を絶賛した。

 中村氏は「スローイングだけ取ればダントツで谷繁(元信)がすごかったが、ナンバー1は伊東勤さん」と2人の名前を挙げた後、「すごいなと思ったのは古田さん」と付け足し。もう一度考え、「3人(名前が)出たが、伊東勤さんですね。雲の上の人だけど目標にしてきた」。88年の日本シリーズで西武に1勝4敗で敗れた後、当時中日監督だった星野仙一氏に「捕手(の差)で負けた。勤みたいなキャッチャーになれ」と言われたというが、中村氏はまだ入団4年目。偉大すぎて「なれるわけないやろ」と心で思っていたという。

 2人のNo.1が出て絞り切れないため、司会役の中根仁氏(56)が打者目線で参加。「僕は谷繁かな。すごいのはミットが動かないこと。アンパイヤも谷繁のは(ボールが)見やすいと言っていた」と、谷繁氏に1票。結局はNo.1は三者三様で決めきることはできなかった。

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