中日ドラ1・仲地 初ブルペン「20点」 受けたドラ4・山浅は「6割で140キロ軽く超える球来ていた」

[ 2023年1月21日 05:00 ]

初のブルペン投球を行った中日のドラフト1位・仲地
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 新人合同自主トレに参加している中日のドラフト1位・仲地礼亜投手(21=沖縄大)が20日、愛知県名古屋市内のナゴヤ球場で初めてブルペン入りした。捕手の同4位・山浅(聖光学院)を立たせたまま直球のみ21球を投じ、クイックモーションも確認した。

 「きょうは6割くらい。指のかかりや感覚も、まだまだ。納得できない感じでした」

 本調子ではなくとも、高い能力の一端を示した。山浅は、「本人は“20点”と話していましたが、力感のないフォームで伸びのある球。6割で140キロを軽く超える球が来ていた」と目を丸くした。

 沖縄春季キャンプは2軍スタート。当面の目標は、22歳の誕生日となる2月15日に故郷の読谷村で開催予定の沖縄電力戦(2軍練習試合)でのデビューだ。「あした(21日)も入れたら変化球も一通り投げます。2日(連続で)ブルペンに入るのは今までもあるので」と、この時期の新人では異例の連投にも意欲的。凱旋バースデー登板へ、ドラ1右腕がギアを上げる。(湯澤 涼)

 ◇仲地 礼亜(なかち・れいあ)2001年(平13)2月15日生まれ、沖縄県読谷村出身の21歳。小学2年から野球を始め、中学時代は北谷ボーイズに所属。嘉手納では1年夏にチームは甲子園出場も自身はベンチ外。3年夏は沖縄大会準決勝で敗退。沖縄大では3年春からエース。1メートル77、83キロ。右投げ右打ち。

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2023年1月21日のニュース