DeNA・笠原 “笠リュー”で「結果を残す」 東の“あずチェ”改良の「スクリューを投げ始めました」

[ 2023年1月21日 05:30 ]

ブルペンで投球練習する笠原(撮影・島崎忠彦)
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 昨年12月の現役ドラフトで中日から移籍したDeNA・笠原が、昨季習得したスクリューボール「笠リュー」を武器に「左腕王国」の一員になる。2軍練習施設「DOCK」で自主トレを行い、「昨年“あずチェ”をちょっと変え、スクリューを投げ始めました。その球が抜けて長打を打たれたので、今年はしっかり低めに集めたい」と誓った。

 19年には開幕投手も務めたが、昨季は1勝止まり。現在磨きをかけている「笠リュー」は、自主トレをともにする東から21年オフに教わった120キロ台のチェンジアップ「あずチェ」を改良したもの。笠原も110キロ台の「笠チェ」を東に教え、互いを高め合っている。この日は今年初めてブルペンで捕手を座らせ「笠リュー」を含めた33球を投げた。

 新天地は今永、浜口、石田、東と先発左腕が豊富だが「結果を残せばチャンスは回ってくる」と笠原。5月9日には故郷の新潟で巨人戦が組まれており、プロ入り後の地元初登板に向けて「活躍して新潟の人たちに(投げる姿を)ちゃんと見せられたら」と思いをはせた。(大木 穂高)

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2023年1月21日のニュース