巨人・山口オーナー 長嶋さんは「遠からず退院」 昨年9月入院も「体調に問題があるわけではない」

[ 2023年1月21日 05:30 ]

巨人の長嶋茂雄終身名誉監督
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 巨人の山口オーナーが、昨年9月に自宅で転倒して脳内から出血し、都内の病院に入院中の長嶋茂雄終身名誉監督(86)について「そう遠からず退院できるだろうと思います」と見通しを話した。

 同オーナーは「ミスターは病気の方は治っている。食事もしているし、体調に問題があるわけではない。ご本人は去年のうちに退院したかったと思うんだけど、(病院から)退院の許可が出ないのでかなわなかった」と説明。「自宅に戻って日常生活をするにはある程度、自分で立ったり座ったりという機能を取り戻さないといけなくて、少し手間取っている」と話した。

 長嶋氏に近い関係者によると、現在は廊下での歩行、器具を使わない筋力トレーニングなどのリハビリに励んでおり、自宅も長嶋氏が1階で生活できるようにリフォームするなど、退院に向けて着々と準備が進められている。また、長嶋氏は周囲に「(昨年のサッカーの)W杯は素晴らしかった。今度は野球の番だ。WBCを凄く楽しみにしている」と話しているという。

 ≪長嶋氏快方への経過≫

 ▼22年9月6日 早朝に都内の自宅で体調不良を訴え、救急車で緊急搬送。

 ▼7日 球団関係者が容体について、脳内に出血が見られたものの、重篤な状態ではなく意識もはっきりしていると説明。

 ▼9日 次女の三奈さんが、球団を通じてコメント。自宅で転倒した際に後頭部を打ったことを明かし、8日からは手足のリハビリを開始したと報告。

 ▼10月4日 山口オーナーが「元気です。大きな心配はないですよ」と明かす。

 ▼23年1月5日 山口オーナーが近況を「ご年齢(86歳)もあって、どうしても足腰の方が衰えるから退院のためのリハビリが必要」と報告。

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2023年1月21日のニュース