楽天・西川遥輝は1500万円ダウンで更改 年俸は日本ハム時代の21年から2年間で1億7000万円減

[ 2022年11月29日 17:23 ]

契約更改交渉を終えた楽天・西川(代表撮影)
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 楽天の西川遥輝外野手(30)が29日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万円減の年俸7000万円でサインした。日本ハム時代の21年の年俸は2億4000万円だったが、2年間で1億7000万円減という厳しい現実を突きつけられている。

 昨オフに日本ハムを「ノーテンダー」で退団し、今季から楽天に新加入した。開幕直後はリードオフマンとしてチームのスタートダッシュに大きく貢献。3・4月は全試合で1番に起用され打率・333、出塁率・472、5本塁打、21打点、7盗塁と絶好調で、自身初の月間MVPも受賞した。

 ただ、5月以降は調子が下降線をたどり、最終的には108試合で打率・218、7本塁打、37打点、19盗塁という成績でシーズンを終え「この成績に慣れてしまってはいけない。屋外球場になって暑さや寒さ、人工芝から天然芝という環境の変化や大変さは感じた」と振り返った。

 外野陣はリーグ最多安打に輝いた島内と、ゴールデン・グラブ賞を受賞した辰己が君臨し、出場機会を増やそうと外野にも挑戦している小深田や山崎らライバルは多い。「地獄のような2年間だったので、ここからはい上がれるように。好不調の波を小さくしないといけない。143試合出場を目指す」と西川。球界屈指のスピードスターが復権に燃えている。(金額は推定)

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2022年11月29日のニュース