阪神・西純 「一緒にやらないよ」西勇からの独り立ち、今オフ故郷・広島で単身トレ決意 

[ 2022年11月29日 05:15 ]

練習中に笑顔をのぞかせる西純(撮影・北條 貴史)
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 阪神の西純が28日、鳴尾浜で自主トレーニングを行い、12月2日から故郷・広島で単身トレに励む考えを明かした。

 「自分でやるというのが一番だと思う。どれだけ一人でできるかというのが大事」

 昨年は鳴尾浜を拠点として、西勇から様々なイズムを吸収した。3年目の今季は先発の一角として6勝をマーク。確かな成長を見届けた師匠から、独り立ちを勧められた。

 「一緒にやらないよ。いろんな人のところに行ってみて。自分がどうしたらいいかが見えてくるから」

 助言に従い、絹谷真人氏が経営する「INFINITY PERFORMANCE GYM」に足を運ぶ。重きを置くのは球速アップ。今季は自己最速を更新する154キロを計測したが、伸びしろはまだまだある。西純は言葉に力を込める。

 「目標は平均(球速)を上げていくところ。少し高いところで維持できるように」

 今季の1試合最高平均球速は151キロ。秋季キャンプでもフォーム改造に着手するなど、試行錯誤が続く。自らとじっくり向き合い、理想の投手像に近づいていく。

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