ソフトB・大関、決意の口上「開幕投手」 初勝利&初完封した好相性ロッテが相手「いい印象はある」

[ 2022年11月29日 05:00 ]

選手会ゴルフを楽しむ大関(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク大関が決意の口上を述べたのは大相撲・九州場所中だった。力士の場合は四文字熟語などで話題になるが、左腕はきっぱりと目標に「開幕投手」を掲げた。

 「ローテーションに入るか、だめなら2軍かは自分次第。実績では足りないが、もちろん(開幕投手)を狙っていきながら。そういう部分以外で期待してもらえる状態で2月に入れたら」。見据えるのは来年3月31日のロッテとの来季開幕戦。今季の開幕投手だった千賀は海外FA権を行使しメジャー挑戦へ交渉中。同じく育成出身の大関が代役に名乗りを上げた。

 ロッテには3月31日にプロ初勝利、5月7日に初完投初完封。いずれも敵地で達成した。中継ぎを含めた5戦で2勝無敗と、見事に勝ち越している。「初完封したり、自分の中で相性がいい印象はあるので、そこは消さず。もし対戦することになったら、そこは自信を持って」と話す。

 オフに入って斎藤学、斉藤和の“Wサイトウ投手コーチ”や藤本監督に対しても着実にアピールを続けてきた。宮崎秋季キャンプは13日間で8度ブルペン入り。計700~800球は投げた。テーマは直球の球質と球速の改良。現在は最速153キロだが「速さを伸ばせるだけ伸ばす。球を強くする」と単独自主トレで磨きをかける。「競争するつもりでキャンプに入れたら。高いところを目指して」。大関は開幕投手への昇進を狙い、日々精進する。

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2022年11月29日のニュース