ソフトB・井上朋也、ヘルニア手術終え腰の不安解消 「2年分働けるように」若き大砲候補が決意

[ 2022年11月29日 05:00 ]

ソフトバンク・井上朋也
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 若き大砲候補が全快間近だ。8月に内視鏡を使った椎間板ヘルニアの摘出手術を受け筑後市のファーム施設でトレーニングを続けている井上朋也(19)は打撃、守備、ランニングと精力的に体を動かしている。「もうすぐリハビリ組も卒業します。(ケガの状態は)普通に何もないです」と明るい表情で話した。

 花咲徳栄から20年にドラフト1位で入団。2年目の今季は春季キャンプで1軍のA組に参加。オープン戦では巨人の山口から本塁打を放つなど、才能の一端を見せた。ただ、1軍の試合出場はなく腰痛の影響で離脱。手術もしてシーズンを終えた。「オープン戦と1カ月ちょいやったぐらいなので、ひどかったですね」と悔やむ。

 筑後では今季まで現役で活躍し、リハビリ担当コーチに就任した高田知季コーチから守備について教えを受ける。「ボールへの入り方、足の使い方を教えてもらっています」と守備力向上にも積極的に取り組んでいる。

 「絶対1軍に上がって2年分働けるようにしっかり今以上に真剣に取り組めたらと思います」と井上。ペイペイドームで活躍すべく汗を流す。(杉浦 友樹)

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2022年11月29日のニュース