終盤に5番務めた阪神・原口は600万円増に「来季は一塁も外野も練習して、準備したい」

[ 2022年11月29日 15:27 ]

契約更改後の取材を終え、部屋を後にする阪神・原口文仁=甲子園球場(代表撮影)
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 阪神・原口文仁内野手(30)は29日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、600万円アップの年俸3100万円でサインした。(金額は推定)

 「少し上がりました。出遅れたけど、8月、9月はチームに勝ちをつける打点を挙げることができたのは良かった」

 終盤に存在感を発揮した。春先は新型コロナウイルス感染などで2軍暮らしが続いたが、8月上旬に1軍復帰を果たすと、チームの得点力不足を補うために、9月11日の中日戦(甲子園)から5番・一塁に固定され、チームをけん引。Aクラス入りがかかった9月は11試合にスタメン出場し月間打率・405、8打点と好調を維持した。

 9月28日のヤクルト戦(神宮)の勝ち越し打は「チーム一丸になって戦う」という強い気持ちでチームの単独3位に貢献。CSファーストステージ第3戦のDeNA戦でも同点の6回1死二塁で、2番手・入江大生から左翼へ逆転タイムリーを放った。

 「監督も代わって、競争する中、一から準備してアピールするだけ。一塁も外野も練習して来たるべきチャンスに向けたい」と一塁・大山固定という方針の中、打力で存在感を発揮することを誓った。

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2022年11月29日のニュース