森本稀哲氏が松坂大輔氏に「一番格好良かった」と感じたもの 「あの心の強さに勇気をもらった」

[ 2022年11月29日 21:03 ]

松坂大輔氏
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 西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が29日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。同じ1980年度生まれの「松坂世代」で、日本ハムの1軍内野守備走塁コーチに就任した森本稀哲氏(41)とトークを展開した。

 「松坂世代」と呼ばれたことについて森本氏は「俺は嫌だった。なんか、なんであいつと一緒やねんとか思いながらも、1軍でバンバン投げている姿みて、“くぅ~”と」と偽らざる思いを吐露。「最初は嫌だったし、絶対追い抜いてやるって、立場は全然違うんだけど、その気持ちはずっと持っていた」と話すと、松坂氏も「それ普通だよね。納得ですみたいなことが多かったから」と同調した。

 ただ、森本氏は現役時代に抱いていた思いとは、現在は心境が違っているという。「引っ張ってもらいましたよ。勇気づけられましたから。一番格好良かったよかったのは、みんなやめていちゃっている中で、大輔が最後粘ってずっと現役でやっててくれて、あの姿が、松坂大輔好きだなと思った」と語った。「けがをしても、言ってみればさ、投げられないもがいている姿をずっとさらけ出しているのに、やれるあの心の強さって、逆に俺はバンバン投げている時より、勇気をもらった」と語った。

 1980年4月2日から1981年4月1日生まれのプロ野球経験者は94人と動画内では紹介された。良き仲間であり、ライバルでもあった「松坂世代」は、引退後も固いきずなで結ばれている。

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