阪神・青柳 同じドラ5の村上&岡留と「青柳組」結成 来年1月に沼津市で旗揚げ 後輩に考え方伝える

[ 2022年11月19日 05:15 ]

阪神・青柳
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 阪神・青柳晃洋投手(28)が新たに「青柳組」を結成し、初めて合同自主トレすることが判明。帝京大時代の同期の日本ハム・西村、同じドラフト5位入団の村上、岡留を引き連れ、来年1月に同県沼津市で「旗揚げ」する。

 青柳は悩める後輩の手助けをするためにも「青柳組」の結成を決めた。帝京大時代の同期の日本ハム・西村とともにチームからも村上、岡留を引き連れ、サポートを受けるトレーナーの地元である沼津市で初めて合同自主トレを敢行する予定を明かした。

 「僕は考え方を変えただけでうまくいった選手。その考え方を少しでも教えられたら」

 今季は投手3冠(13勝、防御率2・05、勝率・765)。堂々の成績を残すまでになっても、飛躍を遂げる前には壁に直面した経験があるからこそ力になりたい思いがあった。3年目の18年には2軍で8勝2敗の好成績を残しながら1軍では4試合の登板で1勝どまり。悔しい日々を過ごす中で、何かを変えないといけないと投球に対する考え方を改めたという。翌19年からは先発ローテーションに定着。今では猛虎のエースとして成長した。

 声をかけた後輩右腕2人とは同じドラフト5位入団という共通点を持つ。村上は今季2軍で7勝3敗、岡留も同36試合で防御率1・54の結果を残しながら、ともに1軍では登板機会がなかった。

 「村上も岡留もファームで成績を出している。それが1軍で通用しないわけがない。自分で1軍の壁をつくっているんじゃないか、と」
 自主トレでは体づくりだけではなく“青柳理論”を惜しみなく伝授するつもり。飛躍を目指す若虎とともに有意義な時間を過ごし、プロ8年目に備える。(長谷川 凡記)

▼阪神・村上 タイプは違うが、フォーム的なことに関しては詳しい方なので、学んでいきたい。コントロールや変化球のことも聞いて、試していきたいと思っている。

 ▼阪神・岡留 青柳さんは、どういう意識でやってるのか、一緒にやらないと分からないことがあると思う。トレーニングや考え方だったりも学べたらと思っている

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2022年11月19日のニュース