ミナシアンGM「ウルシェラは毎日試合に出て、いろんなポジションをプレーする」

[ 2022年11月19日 09:50 ]

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが18日(日本時間19日)、オンライン会見に臨み、ジョバンニ・ウルシェラ三塁手(31)のトレード獲得について話した。

 起用法について「このオフは私から何度もこの言葉を聞くだろう。選手の層を厚くしないといけない。いろんなスポットで問題が起こらないように自分たちを守らないといけない。ウルシェラは本当に良い選手で、いろんなことができる。本職は三塁だが、一塁もできると思っている。時には二塁もできるし、遊撃も埋められる。今のうちの内野のグループにこれだけの能力を持つ選手を加えられれば、正しい補強だったと思う」と説明。持ち味の打撃力については「我々が話し合っていることの一つはチームの三振数がリーグで一番多かったこと。バットに当てられる選手を探していた。彼はきちんと当てられるし、攻撃面で貢献し、チームに多彩な能力をもたらしてくれる」と評価した。

 チームに適応する選手かを問われ「人間としても良い。野球に熱心で一番早く来て一番遅く帰るタイプ。うちでは、ネビン監督もテームズ打撃コーチも、ヤンキース時代に一緒に戦った経験がある。だから心配していない。彼らの言葉がこのトレードを決める上で大きなインパクトを持った」と安心感さえ口にする。レンドン、ウォルシュ、フレッチャーなど内野陣が故障なくシーズンを過ごした場合、どのポジションで起用するかが問題となるが「そんな問題が起きたら素晴らしいね。私も仲間に入れて欲しいくらいだよ。彼は毎日試合に出て、いろんなポジションをプレーすることになる。去年は内野で何人もケガ人が出て、チームとして困った。誰かをプレーさせたけど、必ずしも、満足のいく選択肢ではなかった」と強調した。

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2022年11月19日のニュース